枯山水がどんなゲームかとかおいて、このゲームの戦術論を考察しよう。「枯山水 戦術」でググっても大した記事もないし、まだ860セットしか世に出回ってないのなら致し方あるまい。まだ1人4役枯山水を20回、対人戦10試合程度の新参だけど、未来のわびさび庭師たちのために・・・!
あくまでもねこ邸での実績なので、自分たちが気付いていない戦法や戦略を使っていれば、こことは違う数字が出て当然なので、そこはご留意あそばせ。

1 作庭家
ゲーム開始時に配られるカードの1つか作庭家。ゲーム中1回だけ切り札的に能力を発揮する。
効果はどこぞの説明書ページに行ってらっしゃいませということで、猫邸での30戦ほどの統計からは、
1-1 強い方
・善阿弥先生(優勝率40%、平均得点53.7点、惜敗率89.4%)
・夢窓先生(同31%、57.2点、87.6%)
1-2 弱い方(正確に言うなら、まだ効果的な使い方を発見されていないお方)
・金森先生(同7%、51.6点、79.2%)
・賢庭先生(18%、49.7点、74%)
指標について説明すると、優勝率はそのまま。4人ゲームでの優勝率だから、25%だとふつう。ということから、善阿弥先生の40%は突出していることがわかるし、金森先生の7%は悲しみに包まれていることがわかる。
平均得点は、ゲームが終わった時にだいたい何点取れるか。夢窓先生は箱の絵にもなっているくらいの庭園界のレジェンド。ぎゃざでいうなら、「山札から好きなカードをサーチして、0マナで唱える」くらいのイメージ。強い。すごい。イケメン!
惜敗率は新たな概念として提唱してみた。「1位の人に対してどのくらいの差をつけられて負けてきたのか」を示す。「惜敗率100%」の場合、「すべての試合で1位」を意味することにしてあるから、惜敗率が高ければ高いほど、優勝しやすく、かつ、1位争いにもからめるという意味合い。
上位と下位を比較すると結構パワーバランスがあるように見えるけど、まだ研究されて日が浅いし、そのうち下位の先生方にも有効な起用法が発見されるとしよう。

2 名庭園カード
作庭家にくらべて影響力が高いと考えられるのはこちら名庭園カード。チケットトゥライドの長距離カードみたいなもので、「与えられたお題を完成させつつ美しい庭園を作る」のがポイント。名だたる庭園たちと見つめあえて、目が幸せ。イケメンパラダイスな作庭家たちに目を奪われがちだけど、わびさびは庭園から感じよう。さて、14種類の庭園の中でも強いのとよわいのはこんな感じ。
2-1 勝利を約束されし庭園
・大仙院(優勝率89%、平均得点68.6点、惜敗率99.2%)
・光明院(優勝率64%、平均得点57.4点、惜敗率94.2%)
一瞬のきらめきを提供する庭師と違って、ゲームの方向性をずっとしばりつけてくるのが名庭園たち。
大仙院は点数ボーナスの大きい蓬莱山や斜め三石も合わせ技で作りやすい。庭師最弱の賢庭先生でも、大仙院と組めば善阿弥&夢窓先生方の二強を蹴散らせるくらい素敵な庭園。
光明院は簡単に作れる上に、山戦法や桂馬、三石など幅広い追加ボーナスを、盤面の状況に合わせて選べるのが強み。

2-2 苦戦を約束されし庭園
・円通寺(優勝率0%(10戦)、平均得点50.0点、惜敗率80.3%)
・瑞峯院(優勝率0%(10戦)、平均得点47.5点、惜敗率72.3%)
どちらとも名庭園として名高いから批判するなんて恐れ多いけど、あくまでもゲームだから・・・ということで。
円通寺は容易に作れるのだけど、点数ボーナスは低い。そのくせ、円通寺を作るとなぜか他の石組みボーナスがあんまりもらえないのが難点。速攻で円通寺を完成させて他の人達のミスを狙うくらいしかないのだろうか。
瑞峯院は、庭園不成立率が5割を誇る難題。後半にコケ連鎖を狙わなきゃいけないし、集めるべき立石(小)が蓬莱山戦法によって先に枯らされるリスクもある。正直に言って、「瑞峯院を引いたらマリガンしてもいい」というルールができても文句は言わない。

まだゲームバランスを論じるほどの試行回数にはたどりついていないけど、蓬莱山戦法を切り崩す妙案が見つかってないのが現状。無理矢理コケに参入して立石を奪い合っこすれば、大仙院を倒せるかもしれないけど、そこまでリスク背負うのは難しい。。。






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