[枯山水]エア大仙院三尊石斜め三石戦法の留意点[エアVS本家]
前回の記事を一言でまとめると、「枯山水は三尊石&斜め三石マジ最強」となる。弱い庭園を渡されたら迷わず三尊石だし、初手で苔をひいたら、砂紋の乱れなんか気にせずに一列目上段にセット→立石(小)は勝利への一直線。
なのだけど、配られた庭園が大仙院でない場合、常に留意しなければいけないことがある。それは、卓内に「本家大仙院(本当に大仙院を配られた人が理想形を追求している)がいるかもしれない」ことである。明らかに苔を探し求めている動きで察することもできるけど、あなたが弱寺を渡されたときに、他の三人の誰かが大仙院を持っている確率は、1-(12/13×11/12×10/11)=0.23。23%の確率で天敵がいるということになる。
直感的にエア大仙院と本家大仙院では、本家の方が有利そうなのは理解してもらえるだろう。ぎゃざでいうなら、かつての「エアリーク(手札にリークがないのに2マナたててリークがあるフリをする)」がわかりやすい。エアリークよりも、本当にリークが手札にある方が強い。
枯山水のルールでは、本家とエアの間には完成時に物理的に14点差があるわけで、試しに夢窓先生(エア)VS金森(本家)VS他適当でシミュレーションすると、写真のような感じになる。夢窓先生が円を完成させて、舟石をそろえても、金森先生のノーマル大仙院理想形に一歩及ばない(59対61)。接戦にはなるけど、4枚がかりの円を完成させて、舟石用意しても、まだ11点。相手より乱れを1か所減らしても13点。やはり14点は遠い。

まとめ
・中級者以上のわびさびマスターと作庭に挑む場合、エア大仙院を仕掛ける場合、23%の本家大仙院の存在には留意すること
・本家大仙院に勝つには、舟石と4枚がかりの円は必須。でもまだ3点ビハインドしてるから、気合で乗り越える必要がある。

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