【枯山水】中級者向け「W字圓徳院&エア圓徳院」
「苔集めに疲れた」
「左上に石を立てたら全員から大仙院だとメタられて生きるのがつらい」
「見え見えのエア大仙院にあきたし、エアだとやっぱり勝てない」

エア大仙院を覚えた、駆け出しのわびさびマスターたちが通る道はこんなところだろう。今日は初心者から中級者になるための秘儀エア圓徳院をお伝えしよう。
まずは圓徳院の基本形を写真(62点でいとうつくしき形)を参考に見てみよう。圓徳院はねこ屋敷内では序列4番目と、十分強力な寺として認知されている。
理想形は写真のようなW字の配置で、下段を舟石、三列目に臥石とすると点数効率が最大化される。圓徳院自身の庭園ボーナスで10点。桂馬が二つで10点、臥石と舟石で6点、都合26点。エア大仙院も舟石組み込めば25点だから、大差ないじゃないかというのもごもっともだけど、序盤に苔を3つ集めないと物語が始まらず、しかも庭の乱れで9点ビハインドを前提に動くエア大仙院に比較すると、W字圓徳院はタイルの縛りがないから、庭造りをスムーズに進められる。
圓徳院の注意点としては、五列目の小立石を入手できずに沈むことがある点。例えば、卓が頼久寺、龍吟庵、エア大仙院の場合、全員が小立石を2個求めることになる。だが、場に存在するのは7つ。こうなると、五列目に小立石を指定されると辛いことになる。というわけで、卓の小立石需要を見抜くのは大事。

さて、次は圓徳院から派生するエア圓徳院について。寺が弱いときの救済策として編み出されたのがエア大仙院。ただ、冒頭に書いたように最強寺大仙院と形が同じせいでメタられるし、東福寺や光明院に速攻をかけられると砂紋の乱れなどで押し切られてしまう。そんな中で開発されたのがエア圓徳院。
流れとしては、一列目上段に小立石or横石(横石で十分だけど、圓徳院のフリをしたければ小立石。横石セットなら円通寺や金地院のフリができる)で二列目に移動→下段に舟石→三列目で臥石→四列目下段は何でもOK。で、五列目は特に何もせず。
このエア圓徳院だと、桂馬が二つで10点、臥石と舟石で6点、都合16点しかとれないのだけど、求められる石の数が少ないことを生かして、余りがちな徳は渦タイルの強奪や交渉材料につぎ込んだり、左右対称の夢を見るといった庭造りになる。つまり石組みや名庭園の点数を見切って、見落とされがちな渦と左右対称をかき集めて、速攻でゲームを終わらせにいくコンセプト。
現時点ではほぼメタられてないし、メタって潰すほど驚異的な点数をたたき出せるわけではないから、弱寺を引いたときの救済策としてはエア大仙院と並べるかと(正確には、苔をひけたらエア大仙院、引けなければエア圓徳院)。

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