[枯山水]最弱?龍源院での立ち回り考察
2015年9月13日 TCG全般「引いたら負け」
「完成させても勝てない」
「庭がまず乱れる」
「せっかく作ったのに石組みボーナスが全然もらえない」
「ドベじゃなかったら大正義」
・・・(以下略)
枯山水をやりこみしプレイヤーたちならだれもが通る寺、一説には最古の庭園ともいわれるくらいステキな龍源院。実際に行ってみてわびさびや美しさを味わってきたけど、ゲームでは全く勝てる気がしない。中には「龍源院で勝ってこそ真の枯山水」といわんばかりの人もいよう。
たいていは、
1金地院や東福寺にスピード差で圧殺される
2南禅寺あたりにも石組みの差でふるぼっこ
3夢窓先生の力を借りても負け負け
こんな現実に心を蝕まれていく。それが、龍源院。
まずは、何が龍源院の弱さなのか改めて整理しよう。
1庭造りの難しさ
龍源院に求められる石は、横石、任意の石、小立石と、石自体は安い。だが、一列目も二列目も中段に苔をつなげなければいけない。これが相当な鬼門。強大な苔帝国に突き進むか、運よく丸苔をひくなり譲ってもらうなり奪い取るしかない。そうやって徳を貯めて構えている間に他の人たちは着々と庭を作っていって、世界から取り残される。これが現実。
2基礎点数の低さ
がんばって苦労して作って、得られるのは11点。簡単に作れる東福寺や金地院が10点。たった1点のために背負いきれないくらいの苦労を背負わなければいけない。ぎゃざで言うなら、赤赤黒黒黒青青くらいのマナをそろえて打ったスペルが3点ドレイン(3ドロー3ディスカード+αくらいついてしかるべき)しかしないくらいの勢い。とにかく弱い。これが現実。
3石組みの弱さ
まず、桂馬を2つ組み込めない。これが致命的。斜め三石と臥石をセットで組み込めるけど、これで得られるのが10点。東福寺なら桂馬×2&臥石で13点お手軽でゲット。そう、苦労して作るお寺なのに、のびしろもない。これが現実。
さて、さんざんディスってきたが、龍源院に勝てる手段はないのだろうか?20回くらいは龍源院をひいてきた身としては、2つの戦略があることに気付いた。
1)龍源院の弱さは、慣れている相手には説明すれば通じるし、コミュ力さえあれば、龍源院の弱さを初心者にも伝えられて、同情も集められる。龍源院なら放っておいても世界から取り残されるから、他の人たちにとっては交渉相手としては理想的。タイルなり徳を恵んでもらいやすいお寺とは言えよう。つまり、龍源院をひいたときに意識すべきことは、世界との交渉回数を少しでも多く増やすこと。カタンと同様に交渉を増やせば増やすほど枯山水では有利になるから、ある意味ゲームの基本ではあるけど、龍源院はそういう意味ではゲームの基本に立ち返らせてくれる意味深い寺だと解釈すればいいと考えられる。
☆ポイント1
ダメ元でもみんなと交渉しよう。恵んでもらうことを恐れてはいけない。
2)知る人ぞ知る「エア大仙院」を思い出してみよう。三尊石&斜めボーナスで22点を取りにいくという、弱寺をとったときの救済戦法の1つ。枯山水研究当初には猛威を振るった「エア大仙院」だけど、
・本家大仙院に死んでも勝てない
・傍からは大仙院にしか見えないため、交渉の場から外される
という欠陥から勝てない戦法になってしまったのである。
では、龍源院の配置図をよーく見てみよう。上段右端に小立石があるのがわかろう。まっとうに作っていくと、端まで歩かされる苦行をしなければ寺が完成しない鬼門の1つである(苔を中断に並べることに比べればはるかにラクだけど)。そう、この鬼門を生かそう。庭なんて乱れたっていい。中盤から苔集めに参入して、無理矢理三尊石を組み込む。これが龍源院による奇襲戦法。
つまり、龍源院であることを全力でPRして世界から徳とタイルを集め、その後突如苔集めに参入し、三尊石を組み込んで点数を跳ね上げる。これぞ龍源院によるウルトラC。せいぜい10点しかとれなかった石組みも、三尊石パワーで15点。これに龍源院ボーナス11点で都合26点とれる。少なくともエア大仙院の22点よりははるかに強い。龍源院ひいてあきらめてエアするよりは、正面から作りに行って三尊石組み込むと結構いける。
☆ポイント2
三尊石を狙ってみよう。
・・・これくらい頑張れば、きっとドベにはならないハズ・・・!(弱気)
というわけで、龍源院とともにステキな庭造りをしよう!
「完成させても勝てない」
「庭がまず乱れる」
「せっかく作ったのに石組みボーナスが全然もらえない」
「ドベじゃなかったら大正義」
・・・(以下略)
枯山水をやりこみしプレイヤーたちならだれもが通る寺、一説には最古の庭園ともいわれるくらいステキな龍源院。実際に行ってみてわびさびや美しさを味わってきたけど、ゲームでは全く勝てる気がしない。中には「龍源院で勝ってこそ真の枯山水」といわんばかりの人もいよう。
たいていは、
1金地院や東福寺にスピード差で圧殺される
2南禅寺あたりにも石組みの差でふるぼっこ
3夢窓先生の力を借りても負け負け
こんな現実に心を蝕まれていく。それが、龍源院。
まずは、何が龍源院の弱さなのか改めて整理しよう。
1庭造りの難しさ
龍源院に求められる石は、横石、任意の石、小立石と、石自体は安い。だが、一列目も二列目も中段に苔をつなげなければいけない。これが相当な鬼門。強大な苔帝国に突き進むか、運よく丸苔をひくなり譲ってもらうなり奪い取るしかない。そうやって徳を貯めて構えている間に他の人たちは着々と庭を作っていって、世界から取り残される。これが現実。
2基礎点数の低さ
がんばって苦労して作って、得られるのは11点。簡単に作れる東福寺や金地院が10点。たった1点のために背負いきれないくらいの苦労を背負わなければいけない。ぎゃざで言うなら、赤赤黒黒黒青青くらいのマナをそろえて打ったスペルが3点ドレイン(3ドロー3ディスカード+αくらいついてしかるべき)しかしないくらいの勢い。とにかく弱い。これが現実。
3石組みの弱さ
まず、桂馬を2つ組み込めない。これが致命的。斜め三石と臥石をセットで組み込めるけど、これで得られるのが10点。東福寺なら桂馬×2&臥石で13点お手軽でゲット。そう、苦労して作るお寺なのに、のびしろもない。これが現実。
さて、さんざんディスってきたが、龍源院に勝てる手段はないのだろうか?20回くらいは龍源院をひいてきた身としては、2つの戦略があることに気付いた。
1)龍源院の弱さは、慣れている相手には説明すれば通じるし、コミュ力さえあれば、龍源院の弱さを初心者にも伝えられて、同情も集められる。龍源院なら放っておいても世界から取り残されるから、他の人たちにとっては交渉相手としては理想的。タイルなり徳を恵んでもらいやすいお寺とは言えよう。つまり、龍源院をひいたときに意識すべきことは、世界との交渉回数を少しでも多く増やすこと。カタンと同様に交渉を増やせば増やすほど枯山水では有利になるから、ある意味ゲームの基本ではあるけど、龍源院はそういう意味ではゲームの基本に立ち返らせてくれる意味深い寺だと解釈すればいいと考えられる。
☆ポイント1
ダメ元でもみんなと交渉しよう。恵んでもらうことを恐れてはいけない。
2)知る人ぞ知る「エア大仙院」を思い出してみよう。三尊石&斜めボーナスで22点を取りにいくという、弱寺をとったときの救済戦法の1つ。枯山水研究当初には猛威を振るった「エア大仙院」だけど、
・本家大仙院に死んでも勝てない
・傍からは大仙院にしか見えないため、交渉の場から外される
という欠陥から勝てない戦法になってしまったのである。
では、龍源院の配置図をよーく見てみよう。上段右端に小立石があるのがわかろう。まっとうに作っていくと、端まで歩かされる苦行をしなければ寺が完成しない鬼門の1つである(苔を中断に並べることに比べればはるかにラクだけど)。そう、この鬼門を生かそう。庭なんて乱れたっていい。中盤から苔集めに参入して、無理矢理三尊石を組み込む。これが龍源院による奇襲戦法。
つまり、龍源院であることを全力でPRして世界から徳とタイルを集め、その後突如苔集めに参入し、三尊石を組み込んで点数を跳ね上げる。これぞ龍源院によるウルトラC。せいぜい10点しかとれなかった石組みも、三尊石パワーで15点。これに龍源院ボーナス11点で都合26点とれる。少なくともエア大仙院の22点よりははるかに強い。龍源院ひいてあきらめてエアするよりは、正面から作りに行って三尊石組み込むと結構いける。
☆ポイント2
三尊石を狙ってみよう。
・・・これくらい頑張れば、きっとドベにはならないハズ・・・!(弱気)
というわけで、龍源院とともにステキな庭造りをしよう!
コメント